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お知らせ

バングラデシュ技能実習生 研修を実施しました

2025年9月19日(金)~20日(土)の2日間、内装技研工業(株)川口技術センターにて、バングラデシュから来日した技能実習生7名を対象とした研修を実施しました。
実習生たちは、日本での実習に先立ち、内装技研が得意とする軽鉄・ボードに関する基礎知識と技能を学び、現場で必要となる安全意識やコミュニケーション力を身につけました。

【1日目】基礎知識と交流

初日は、朝礼・ラジオ体操・自己紹介から始まり、軽鉄下地材や仮設材の搬入、段取り、電動工具の取り扱い説明を実施。
その後、内装技研協力会の親方職人による天井下地組・間仕切下地工事のデモンストレーションを見学し、午後には実習生自身が工具を使い、ランナーの取付やビス打ちなどを体験しました。
夕方からは歓迎会を開催。食事や歓談を通して打ち解け、国籍や言語の壁を越えて交流を深めることができました。

【2日目】実践を通じた技術習得

2日目は現場で役立つ日本語の学習から始まり、材料の名称や寸法の測り方を確認。続いて立馬や天台の使い方、電動工具の操作を再確認しました。
午後には、壁下地工事の実習として解体・ランナー取付・スタッド建て込みまでを一人ずつ行い、最後は全員で材料片付けをして研修を締めくくりました。

協力会としての新たな取組み

今回の実習生の受け入れは、内装技研協力会として初めての取組み となりました。
当社は実習生受け入れにあたり、バングラデシュの信頼できる教育機関に直接足を運び、現地での面接を経て、正式なルートで来日していただいています。こうしたプロセスを踏むことで、安心して働ける人材を迎え入れることができました。
今後はこの取り組みを成功させ、協力会全体として継続的に海外人材を育成・受け入れていくことで、深刻化する建設業界の人手不足解消にも貢献していきたいと考えています。

今後に向けて

今回の研修は、実習生が技術や日本語を学ぶだけでなく、互いの文化や考え方を理解し合う貴重な機会となりました。
私たちも実習生の真摯な姿勢から学ぶことが多く、教育の重要性を改めて実感しています。
当社および協力会はこれからも、海外からの技能実習生に対して 「技術」と「信頼」 を大切に、安心して働ける環境づくりと人材育成に取り組んでまいります。

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